古城址再現#10:津久井城

津久井城は、鎌倉時代に三浦党の筑井氏が築城し、戦国時代に北条氏が甲斐と小田原を結ぶ要所として本格的な城に改修しました。津久井城主は、内藤氏で津久井衆と呼ばれましたが、津久井の半分は武田氏の勢力下(小山田氏を盟主とする郡内衆)にあったため、半敵地とも呼ばれました。1590年(天正18年)の小田原征伐の際、徳川勢の平岩親吉らにより攻撃され6月25日に開城し、その後廃城となりました。

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