古城址再現#8:辛垣城

辛垣城(東京都青梅市)
辛垣城は、平将門を祖とする武蔵の豪族三田氏の城で、居城であった同じ青梅市の勝沼城に対し、劣勢になった際に立て籠る詰めの城として多摩川上流の険しい山間に築かれていました。戦国時代中期(1560年)当時の当主三田綱秀は上杉正虎(謙信)の小田原攻めにおいて上杉方についたものの、正虎が越後に引き上げた後、武蔵の国で孤立し、四面楚歌の中、北条氏の攻撃を受け滅ぼされました。辛垣城は最後の戦いで綱秀が立てこもり交戦したことで知られています。

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